体に触る、盗撮、接吻…後絶たない教え子への「スクールセクハラ」 処分が初の200人超 - ライブドアニュース
2015年11月25日 7時5分 産経新聞
 教職員による教え子らへのわいせつ行為は「スクールセクハラ」とも呼ばれ、全国的に後を絶たない。

 文部科学省によると、平成25年度にこうした行為で懲戒や訓告などの処分を受けた公立学校の教員は205人(前年度186人)に上り、昭和52年度の調査開始以降最多になった。過去10年ほどは年間150人程度で推移していたが、初めて200人を超えた。

 わいせつ行為の内容は「体に触る」が56人で最も多く、「盗撮・のぞき」37人▽「性交」30人▽「接吻(せっぷん)」23人-と続いた。調査に私立学校などは含まれておらず、数字は「氷山の一角」との見方が一般的だ。

 長野県の小学校教諭だった男は平成24年、女子生徒6人にキスをしたとして懲戒免職になった。1年間にわたり、休み時間中などにしていたといい、「2人だけの秘密だ」などと口止めをしていたという。

 NPO法人「スクール・セクシュアル・ハラスメント防止全国ネットワーク」の亀井明子代表(68)は「児童は自分が何をされたか分かっておらず、学校側は加害教諭からの聞き取りに重きを置きがちだが、それでは実態はつかめない」と指摘。「セクハラは重大な人権侵害行為、犯罪行為。事案を覚知した段階で弁護士ら専門家と対応を協議すべきだ」としている。